鎌倉の好きなところ。

神奈川県の6割くらいの場所は好きじゃないけど、鎌倉はめっちゃ好きです。

僕の鎌倉への愛を少しでも形にしたい。

そんな気持ちで鎌倉の好きな場所を挙げていこうと思います。

僕は真剣です。

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小町通り

鎌倉駅のすぐ近くにあり、グルメやお土産のお店が多く立ち並ぶ小町通り

ここをぶらぶらしているだけでも楽しいと思います。鎌倉帽子店とか、山田養蜂場とか。

 

僕の一押しは、鶴岡八幡宮の近くにあるこのお店。

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このお店の何がすごいかというと、

美味しいソーセージと美味しいビールがいただけちゃうこと。

本当は実際に買って写真を撮りたかったけど、ここに来る前に自転車の部品が壊れて修理費がかかっているので、諦めました。

鎌倉の町をほろ酔いで歩くとキモチイイですよ。

まぁ、見るからに酔っているような人は神社仏閣に足を踏み入れるべきでないので、その辺については各自でよく考えて欲しいんすけどね。

 

鶴岡八幡宮

大銀杏が、ある意味一番の見どころじゃないかと思います。

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中学生の時まではここにデッケエ木が生えていたんですけど、折れちゃいました。

静御前がこの前で舞ったとか、3代将軍である源実朝がこの木の裏で暗殺されたとか言われています。

鎌倉幕府の興隆、3代将軍の暗殺、そして幕府の滅亡までを見守り、その後も時代とともに変わりゆく鎌倉を見守り続けた木が、つい最近までここで僕たちを迎えてくれていたと思うと、アツイ気持ちになりませんか?ならない奴は人間じゃねぇ。

 

竹寺(報国寺

ここは最高です。竹林を見ながら抹茶が飲めるもん。そんなんできひんやん普通。

 

ちょっと道迷うかもしんないのが玉に瑕というか。鶴岡八幡宮から見て北東の位置にあって、実際はそれだけ覚えていれば着けるんですが、途中にランドマークが乏しいため不安になるんですよね。

さっきの大銀杏を起点にして、道順を軽く…。大鳥居に向かうと左手に幼稚園があるのですが、そこの先に見える赤い鳥居から出て直進。大きめの道路で左折して北上します。「岐れ道」という、なんかの歌詞に出てきそうなポイントも、まっすぐです。

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そのうち「報国寺入り口」という標識が出てくるので、そこを右折してください。

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時間が遅かったので閉まりかけです。

昔行った時の写真を貼ろうと思ったんですけど、諸事情で消しちゃってたみたいです。

中の様子は適当にググってね。一応公式のリンクを貼っておきます。

www.houkokuji.or.jp

 

古本屋

報国寺から若宮大路鶴岡八幡宮の前の大通り)らへんに戻るとして、海方向に向かって、左側を歩くと、横須賀線の線路と出会います。

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ここを左折して少し歩いた左手にある、books mobloって店が良いです(2階にあります)。

何が良いのか、説明するの難しいんですけど…

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古本、リトルプレス(zine)、雑貨のお店。何かがみつかるお店です。

各自ググってください。

 

ちなみに古本屋より(駅、八幡宮から見て)手前側にpatagoniaがあるんですけど、

2015年までpatagoniaの日本支社は鎌倉に置かれていたそうですよ。

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 環境問題にも積極的に取り組んでいて、好きです。一着も持ってないけどな。貧乏だから。

 

長谷エリア

books mobloからさらに海方向に進むと、「下馬」という交差点があります。ここを西に進むと長谷に着きます。

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この写真の向きだと直進ですね。

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長谷に向かう途中に「文学館入り口」という地名が出てきます。右に曲がると鎌倉文学館に着きます。

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これも閉館時刻に間に合いませんでした。右の写真は隙間から覗いた文学館です…。すみません、こんな写真ばっかで…。

実際はジブリに出てきそうな洋館があってイケてると思います。

 

さっきの道に戻って直進すると、長谷寺に着きます。

もちろん長谷寺も閉まっています。鎌倉の観光地はだいたい16時半をめどに閉まるようになってますね。

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十一面観音で有名です。また「観音ミュージアム」という宝物館?みたいなものもあり、いろいろな文化財が収められていますよ。

 

「さわり大黒」という大黒様の像があって、触るとご利益があると言われています。

昔お父上がその大黒様の鼻に指を突っ込んだことがあったのですが、その年はマジで厄年になったそうです。今となっては家族の愛すべき笑い話ですが……。

あなたが鎌倉に来た時、これだけは覚えていてほしい。

長谷寺は、ハードコアだ。

 

あと長谷寺の近くに有名な大仏があります。もちろん閉まってるし金もないので、裏に行きました。

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なんの変哲もない小道に見えたかと思いますが、ここはなんと「モヤモヤさま〜ず」で、三村と大竹が隙間から大仏の背中を覗き見した場所なんです!スゴイ!その時は大江アナだったかな。

「モヤさま」が成功を収めたという事実は、僕たちの生活から「そぞろ歩き」というものが欠落しつつあるということを示唆しているのかもな、と思いました。あの番組はたまにセクハラっぽくて辛いけど、全体的には好きです。

 

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この柵、乗り越えられちゃいそうな感じがするけど、ゆめゆめ乗り越えようとするなかれ。有刺鉄線が「無慈悲」に手を突き刺すだろう…。大仏様の慈悲深いお姿を見られるのは、拝観料を払った人だけです。宗教が慈悲を投げかけるのは、いつも信じる人たちだけだ。飯屋と何が違うんだろう。

 

他に稲村ヶ崎とか良いところあるんですけど、もう飽きたのでここまで。

 

 

「永遠の0」とポピュリズム的手法

*うろ覚えに基づく部分も多いので、話半分で。

 

中学生の時に小説「永遠の0」を読んだ。素直に感動した記憶がある。やっぱり戦争はダメだなぁ、と。

 

ただ文学的な作品ではなく、泣ける大衆小説だと思って読んでいたので、特に作者の百田さんについて調べることもなかった。時間という試練に耐えた作品だけを読むようにしていたのだ。中高時代(と大学1年)は、今よりもイキっていた。

 

さて大学生になってみると、ツイッターで百田さんのネトウヨ的な発言を目にするようになった。極め付けは、性犯罪の被害者の方を批判していたことだ。あの時の感動を返してくれ…と思った。

 

そこでふと件の「永遠の0」を思い出した。「やっぱり戦争はダメだなぁ」というあの時の感想は、果たして正確だったのか。

 

もう一度読み直そうかと家の中を探したが、どうやら処分してしまったらしく、無い。

 

かといってもう一度買い直したり、図書館で借りるほどの熱意は無いので、記憶に頼りつつ、書評を調べていくことにした。

 

 

なるほど、賛否両論ある。「百田の思想は受け入れられないけど、この作品を戦争賛美と批判するのはおかしい」とか、「映画版は右傾っぽいけど、小説版は戦争批判がされている」とか。あるいは「戦争を始めたことそのものへの批判はない」から、それでもこの作品では反戦とは言えないのだ、という意見もあった。

 

あと、あとがき?とか本文以外に右っぽさが浮き出てたみたいな。そこまでは全く覚えていない。

 

ただ「戦争を始めたことへの批判はない」とか、アメリカ海軍がレポートしたように「日本を戦争の被害者として描いている」とか言った批判は、「火垂るの墓」みたいな名作にも言えちゃうから、フェアじゃないのかなぁ、と思ったりする。第一、アメリカ軍の言い分の方が日本世論よりも偏っているだろうし。それに、戦争を始めることで、国内にこそ戦争の被害者が出てしまう!という発想は反戦の動機たり得る。当時の兵士の視点を借りて描くと、「戦争を始めたことへの批判」も盛り込むのはリアリティを失っちゃうしね。

 

で、気になったのは、「特攻はテロと同じだ」と意識高い系のジャーナリストが元特攻隊員の前で熱弁し、怒られて論破されるシーン。ここに引っかかった。

 

というのも、実際にモデルとなった人物がいるらしいけど、こんな極端なことを考えているジャーナリストって、そんなに多くないと思う。でも、こういう形で表現されたら、なんか沢山いるような気がしてしまう。

 

「仮想敵」が作られ、それを倒す(論破する)という構図だ。

ジャーナリストがちょっとウザイ感じで描かれているから、読み手はそこでスカッとしてしまう。

 

これがポピュリズム的だなぁ、と今になって思う。プーチンが偉くなった時にオリガルヒ(新興財閥)をとっちめて国民の支持を得たみたいな。最近だと小池都知事の「小池劇場」みたいな。「仮想敵」化したり、レッテルを貼って批判する、みたいなのは、ポピュリズムの手法にそっくりだと思う。なんか気持ち悪いなぁ。

 

思えば昔「ゴーマニズム」とかいう名前の漫画をパラ見した時も、在日朝鮮人の方々をデフォルメして、憎悪を煽るような描き方をしていたっけ。そう意味ではヘイトスピーチっぽさもある。

 

こうしてジャーナリストを批判することで、結果として百田の支持が上がる、ということもあったのかな。それは知らんけど。そうすると、「永遠の0」は歴史修正主義ゲートウェイドラッグになりえた、という話になる。

 

話を変えて、最近SNSが発達したからか、レッテル貼りが多いなぁと感じる。

大体はヘイトスピーチ。「売国奴!」とかいうアレなのだが。

 

それと比べるとイデオロギー的に「善」のはずの、フェミニズムなんかでも見かける。

動機が良くても、レッテル貼りはやめてほしものだ。基本ヘイトしか生まないから。

 

 

日記:固定ギアのチャリで三浦半島を一周した

江ノ島〜横須賀

スタートは10時前。地元である江ノ島から、海沿いを鎌倉〜逗子と通過。標識に沿って、湘南国際村を通るルートで葉山を横断。

想像していた「国際村」とはだいぶ違った。

横須賀に着いたのは12時だった。

 

この間、写真を1枚しか撮っていない。

葉山町の途中で見かけた、どこか懐かしいポスト。

この形、好きなんだよなぁ。

 

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葉山から横須賀に向かうと、汐入のあたりに出る。そこから右(南)に向かうと三浦半島に入れるが、横須賀駅をスタート地点にしたかったのであえて左方向に進んだ。

 

そうすると横須賀駅に着く。

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可愛いマスコットキャラが出迎えてくれる。30分ほど横須賀を散策し、米軍基地を横目に見つつ

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「晴れる屋」というカレー屋さんに入った。美味しかった。写真は撮り忘れた。

 

横須賀〜三浦半島南端

とりあえず三浦半島っぽいところに行きたかったので、「観音崎」というキーワードを追いかけ走る。

 

横須賀の繁華街(?)を抜けたあたりでこんなT字路がある。ここを右折した。

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それから30分くらいだったか…

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適当に走っていると防衛大学が右手に。すげえ!って思ったけど、

素通りして左折。あとは道沿い。

 

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それから45分くらい頑張ると横須賀美術館が見えてきたと思う。

なんかオシャレ!!!!

っぽかったけど、時間がないので素通りした。

 

すぐに観音崎公園に着いた。

 

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水中に砂が舞っていなかった。かなり綺麗。江ノ島と同じ神奈川県とは思えない。ここなら泳いでも良いかな、と思った。まぁ1月なんだけど。

 

そのあとも道なりに。

 

そのうち三浦市に入ります。

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特に変化はないです。海が左手に見えます。以上。

 

道なりに進むと、三浦半島の東側の先っちょっぽいところに着く。

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急坂でした。ギアが無いので無理です。

すんなり諦めて自転車を降りた。

 

登ると

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こんな感じで畑が広がっている。

三浦半島の本当の先っちょって、私有地なんでしょうかね。

これより先には行けなさそうだった。

三浦産の野菜は地元の市場にもならぶので、とりあえず感謝。

 

道なりに進んでいくと

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三浦半島の南に着く。

「マグロと大根」のモニュメント。面白いですね。

 

この時点で15時半。

トラックも多く走る道路を、日が暮れてから自転車で走るのは危ねえ。

ということで急いで「逗子・鎌倉」方面へ。

 

三浦半島南端〜逗子・鎌倉

 

あとはもう写真とか撮ってないです。

必死だったので。

おわり

 

 

まとめ

横須賀市三浦市葉山町、逗子市が一丸となって

三浦半島をサイクリングコースとして盛り上げようとしています。

実際、スタンドが無いスポーツ自転車を立てかけるバー(鉄棒みたいなやつ)が各所に置いてあったりして、とてもありがたかったです。

 

しかし、道幅が狭い場所も多く、そのくせ大型トラックやトラックミキサ(コンクリとか運んでるデカイやつ)がビュンビュン通ります。

一度トラックミキサが煽ってきた時は、本当にヒヤッとしました。

転倒して轢かれでもしたら、目から脳みそが出るそうです。

 

休日の交通量は知らんです。もしかしたら大型車は平日より少ないかもしれません。

海も楽しめるし、レンタサイクルもあるらしく、初心者でも周れる距離なので、今人気の「しまなみ海道」に行きたいけど時間がない関東人に、三浦半島は丁度良い選択肢なんじゃないでしょうか。ただし安全第一で。